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令和8年第1回区議会定例会の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 30件・議員 19人

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議員、会派の意見

畠山晋一議員6 / 19

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

「はじめに子どもありき」の教育を区内へ広げる

神尾りさ議員が「子どもの権利を尊重する教育実践」について質問しました。

神尾りさ議員
桜町小学校は3年間、「自ら学び、育つ子ども」を研究主題に、生活科と総合的な学習を基本とするカリキュラム改革を進めました。子どもが主体的に学び、教師も共に探究する授業により、いじめや不登校が大幅に減り、子どもと教師の双方から学校が楽しくなったとの声がありました。
神尾りさ議員
「はじめに子どもありき」の理念は、子どもを能動的な学習者と捉え、教師も子どもの事実に立って共に学びをつくるものです。子どもの学ぶ意欲を発揮できる環境と信頼関係を整えるこの実践を、子どもの権利の観点から教育委員会はどう評価しますか。
神尾りさ議員
研究発表には区内外から300人を超える教育関係者が参加しました。一校の研究で終わらせず、区内全域へ広げ、定着させるためにどう取り組むのか伺います。教育と福祉も連携し、子どもの最善の利益と意見表明権への理解を深めてください。
教育総合センター長
桜町小学校は、教師が知識を一方的に教えるのではなく、子どもが自ら課題や学び方に出会い、教師と共に解決する探究的な学びを具体的に示しました。地域や他者と協働し、自分の生き方を考える経験は、未来に必要な力を育てます。世田谷区子どもの権利条例を学校で具体化した意義深い実践です。
教育総合センター長
研究は授業改善だけでなく、キャリア教育、カリキュラムマネジメント、主体性や自己管理能力などの非認知能力にも及びました。幼稚園、小学校、中学校の研究指定や、教員が希望して参加する探究的な学び、キャリア教育、ICTのワーキンググループを通じ、成果は区内へ広がっています。
教育総合センター長
次年度も複数校が、子どもを能動的な学習者として捉える実践に取り組みます。学校を支援し、得られた成果を学校だけでなく地域や関係機関にも発信します。
子ども・若者部長
「はじめに子どもありき」は、子どもの最善の利益と意見表明権の尊重に深く通じる重要な考え方です。子ども・若者総合計画に権利学習を位置づけ、今年度から、子ども・若者部と教育委員会が共同作成した資料を使って区立小中学校で権利学習を始めています。
子ども・若者部長
子どもの権利委員会は、第一期の調査テーマを子どもの意見や思いの表明としました。教育委員会と協力し、区立学校などで意見表明権がどのように保障されているかを評価・検証する予定です。分野を越えて連携し、学校と地域に子どもの権利を尊重する文化と環境をつくります。
神尾りさ議員
子どもに関わる人が「はじめに子どもありき」の理念を知ることは、教育現場で子どもの権利を尊重する助けになります。今回の研究発表をきっかけに、さらに普及・啓発してください。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

スマホに振り回されない力を子どもと家庭へ

畠山晋一議員が「子どもの自律心を育むデジタルデトックス」について質問しました。

畠山晋一議員
教育のデジタル化が進む一方、家庭からは、夜中までスマートフォンをやめられない、どう制限すればよいか分からないという切実な相談があります。デジタルを排除するのではなく、子どもが主体的に使いこなせる心身の状態と自律心を育てることが目的です。
畠山晋一議員
区内小中学生の長時間利用が視力、睡眠、体力、心の健康、学習意欲へ与える影響をどう分析していますか。操作方法だけでなく、依存の仕組みや脳への影響を学び、自分で管理する力を育てる教育は十分でしょうか。悩む保護者へ具体的な指針と専門相談も示してください。
畠山晋一議員
川場村・河口湖の移動教室などで、自然や対話に集中する「世田谷版デジタルリセットプログラム」を標準化してはどうでしょうか。毎月第3日曜日など、地域・家庭・学校が一緒に取り組むオフライン推奨デーも提案します。
畠山晋一議員
小学校高学年が脳科学の視点から、スマートフォンに操られない知恵を自分の問題として学べるよう、区独自のチラシや動画も作ってください。
教育総合センター長
令和6年度の学習用端末アンケートでは、中学生の95.0%が「楽しく学べる」、81.9%が「集中できる」、84.9%が「もっと学びたい」と回答しました。小学生も94.0%が「楽しく学べる」、85.7%が「集中できる」と答えています。
教育総合センター長
一方、この調査には睡眠、視力、体力の項目がありません。次回以降は就寝前の利用や睡眠状況を調べ、学習意欲との関係を分析します。
教育総合センター長
学校では、長時間利用による睡眠不足や集中力低下、SNS、個人情報、課金のトラブルを教えています。安全な情報の選び方などICTリテラシーも継続して指導しています。
教育総合センター長
保護者向け講座とリーフレットで、日頃の見守り、フィルタリング、早めの相談、使わない時間帯や端末を置く場所など家庭のルール例を示しています。区の教育総合相談、子どもの人権110番、東京都の24時間相談なども案内し、周知を強めます。
学校教育部長
小学5年生の川場移動教室と中学1年生の河口湖移動教室は、ともに2泊3日です。原則としてデジタル機器を持参せず、区のタブレットを使う場合も限定的な学習だけで、SNSは利用していません。
学校教育部長
各校からは、2泊3日では大きな変化が見られないとも聞いています。東京都が予定するSNS調査と合わせ、移動教室の効果や影響を調べることも含めて検討します。
学校教育部長
既読表示やグループチャットが子どもへ過度なストレスや人間関係の疲れを与えるとの指摘は認識しています。SNSに特化した授業や保護者への働きかけなど、子どもの実情を踏まえて学校にできることを検討します。
畠山晋一議員
人がデジタルに振り回されず、有効に活用できるよう、予算特別委員会でも質問します。区民から新たな課題も寄せられているため、今後も提案を続けます。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

読み書きの苦手をICTで補う学びを全教員へ

佐藤美樹議員が「読み書きに困難のある児童生徒のICT学習支援」について質問しました。

佐藤美樹議員
読み書きに困難のある子どもは、タブレットとアプリで苦手を補えます。東京都教育委員会などが作った実践ガイドLIFTを使い、特別支援教育コーディネーターが実際に操作する研修が行われました。動画配信も含め、普通学級の教員へ広げてください。
教育総合センター長
読み書きが困難な子どもを支える団体を講師に招き、LIFTを基に区独自の教材を作って研修しました。ICT支援を含む学習障害の知識と方法は全教員に必要です。令和8年度はLIFTとマルチメディアデイジー教科書について、動画や実技を含む研修を広く行う予定です。
佐藤美樹議員
普通教室で自動読み上げ機能を使うと音声が出ます。タッチペンと同様に、イヤホンも今後の学習に必要ではないでしょうか。
学校教育部長
令和8年度、小学5・6年生と中学生にオンライン英会話とAI英会話を導入するため、一人一人にマイク付きイヤホンが必要です。安価な製品でも使え、身体に触れる物で耳の大きさや好みに個人差があるため、各家庭へ準備を依頼する予定です。
学校教育部長
読み上げ、動画視聴、オンラインでのやり取りなど、利用場面は増えます。様々な学習活動へ活用します。
佐藤美樹議員
以前はイヤホンが使用できなかったことを考えると前進です。続きは予算委員会で確認します。

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