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令和8年第1回区議会定例会の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 30件・議員 19人

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議員、会派の意見

くろだあいこ議員13 / 19

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

学校施設包括管理の共通ルールと区内事業者活用の検証

河野俊弘議員が「学校施設包括管理」について質問しました。

河野俊弘議員
学校施設包括管理は、管理の安定化と効率化を進めながら、地域の技術とネットワークを活用し、学校の負担を軽減して子どもの学習環境を最優先に守る原則を具体化すべきです。連絡基準、学校が判断する範囲、初期対応と本対応の切分けを全校共通の分かりやすいルールにしてください。区内事業者への仕事の割当ては努力目標にとどめず、達成状況を管理・評価し、未達時の例外条件と是正手順まで設ける必要があります。再委託、価格と支払い、対応速度、再発状況を継続的に把握し、第三者点検の結果を改善につなげる手順と期限も明確にしてください。
教育政策・生涯学習部長
子どもたちの良好な学習環境の整備を第一の目的として、施設業務の急増を見据えた包括管理業務委託を進めています。委託事業者は24時間365日連絡できるコールセンター、区内拠点、管理システムを整備し、月2回の巡回点検と、その場で対応できる修繕を行います。不具合時には包括管理事業者が現地で初期対応し、写真、修繕案、概算をシステムで発信して、区内事業者が受託可否を判断できる仕組みです。管理・業務マニュアルを整備して全校で共有し、運用ルールの理解を促進します。区内事業者への再委託を前提に、説明会、ヒアリング、学校施設の確認を進め、顔の見える関係を築いています。実施後は月例会議で再委託件数、価格、支払い状況などを確認して協議を重ね、改善に取り組みます。年1回、税理士や弁護士による第三者モニタリングで再委託先や価格に恣意性がないか評価を受け、令和8年度からの円滑な実施に向けて実効性ある仕組みを整えます。

同じ議員の別の質問

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

不登校支援の全校標準化と切れ目のない案内体制

河野俊弘議員が「不登校支援と学びの多様化」について質問しました。

河野俊弘議員
不登校支援は学校復帰だけをゴールとせず、子どもの学びと育ちを継続的に保障し、多様な選択肢を整えることが重要です。支援の考え方を教職員と保護者の共通理解とする具体的な整理・周知方法を示してください。相談から校内外の支援機関、専門家、オンライン支援へつなぐ責任者、役割分担、引継ぎ手順を標準化し、支援が途切れないルールを整備すべきです。全校で確保する最低支援水準を定め、学校ごとの差をなくし、実施状況を把握・評価して、家庭の情報力や経済状況に左右されない仕組みと具体的な実施計画を示してください。
教育総合センター長
令和5年度の不登校支援ガイドラインでは、登校のみを目標とせず、児童生徒が進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指し、不登校の時期には休養や自己を見詰め直す意味もあり、学校外の教育機会の確保が重要だと定めました。教育相談から校内外の居場所やオンライン支援まで、切れ目のない体制を目指していますが、不登校児童生徒の急増により、ほっとルームやほっとスクールの拡充が追いつかず、全申込みを受け入れられていません。令和8年度に向け、ほっとルームの全校設置、ほっとスクール北沢の新設、オンライン授業の拡充、北沢学園中学校の開校を進めます。各機関の役割と連絡方法をまとめた「不登校の相談先と支援のご案内」を毎年配布し、ホームページでも公開しています。「すぐーる」の「つながる教育(不登校支援)」には550名余りが登録しており、さらに周知に努めます。
河野俊弘議員
子どもが学校へ行けなくなったとき、どこへ相談し、次に何ができ、どの支援につながるのかが見えにくいことに区民は困っています。相談から支援までの流れを一本道として一枚にまとめ、全校共通の案内として配布・掲示し、制度やメニューが変われば速やかに更新して全校へ徹底する仕組みを、どのように実施するのですか。
教育総合センター長
不登校支援ガイドラインに基づき、全校で兆候を早期に捉えて対策に取り組むこととしています。各校には不登校の相談と支援の案内を配布しており、相談や支援につなぐ一助として、このツールの活用を徹底します。全ての不登校児童生徒の学習機会の確保と社会的自立に向け、各校と取り組みます。
河野俊弘議員
支援案内が手元に届いている数は少ないと考えます。案内を確実に届けるだけでなく、不登校傾向が現れる前の幼児期から、保護者を含めた取組に着手してください。学校ごとに説明が違い、相談機関の担当者が替わると話も変わる状態を放置すれば、家庭は孤立し、子どもはさらに苦しくなります。全校で同じ基準の案内を区の責任で必ず実現し、幼児期からの支援も明確に示してください。予算特別委員会でも引き続き質疑します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

次期学習指導要領を見据えた世田谷区教育の方向性と学校支援

くろだあいこ議員が「今後の世田谷区教育」について質問しました。

くろだあいこ議員
令和8年度末の次期学習指導要領改訂に向けた国の議論を踏まえ、今後の世田谷区教育を検討するに当たり、現段階で区が大切にする要素と方向性を明確にすべきです。国が示す三つの視点は、区が従来重視してきた取組とも重なるため、世田谷区の教育として分かりやすく言語化し、周知する必要があります。教育課程編成の検討には、世田谷区子どもの権利条例に基づいて子どもの声を直接、広く聴く過程を設け、聴き方や質問項目も工夫してください。各学校の判断で授業時数などを調整する裁量的な時間については、現場が初期段階で混乱しないよう教育委員会が支援し、学校間で好事例を共有する仕組みも整えるべきです。
学校教育部長
国が示す「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」は、区でも、せたがや探究的な学び、帰国外国人児童生徒や性的マイノリティーへの対応を含むインクルーシブ教育、働き方改革を通じて取り組んできました。教科での探究的な学びを基礎に、知識や経験を生かして課題を解決し、新たな価値を創造する学びの往還は、今後も大切な視点です。これをキャリア教育や非認知能力の向上につなげ、生涯にわたり自分らしく学び、社会の担い手として判断、行動するための力や人間性を育むことも重要です。こうした考えを分かりやすく言語化し、学校、保護者、地域で共有して、教育の質の向上に努めます。教育の方向性の検討では子どもの実情を踏まえることが重要であり、現行の教育振興基本計画策定時に小中学生の代表が区の教育のよい点と改善点を話し合って提言した取組も参考に、子どもの権利条例などの趣旨に基づいて子どもの声を丁寧に聴くよう努めます。裁量的な時間は、一部教科の標準授業時数を一定程度減らし、他の教科や教員の研究、研修に充てる余白をつくる仕組みとして検討されています。現場の混乱を避けて教育の質の向上につなげるには、教育委員会が教育課程編成の基本的方向性を明確にすることが重要であり、余白の創出や探究的な学びの充実に向けて、区の基本的な考え方を示せるよう検討を重ねます。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

就学援助の所得基準拡大と物価高騰を踏まえた学用品費

たかじょう訓子議員が「就学援助の所得基準・学用品費」について質問しました。

たかじょう訓子議員
区民アンケートで拡充を望む子育て支援の一位は子どもの貧困対策で五一%となり、虐待防止の三八%、保育園の待機児解消の三一・四%を上回りました。教育の無償化を直ちに全面実施できないのであれば、まず低所得者支援を拡充すべきです。現在、就学援助の準要保護世帯は生活保護基準の一・四倍までが対象ですが、所得基準をさらに広げ、物価高騰分を学用品費へ反映してください。
学校教育部長
就学援助は生活保護基準を参照して区独自の認定基準を定めており、他区と比べても相対的に高い水準です。国の「子供の学習費調査」では、過去五年間に通学関係費、学用品費などの保護者負担が約二六%増えています。区は今年度、生活保護の入学準備金の支給額引上げを踏まえて新入学用品費の支給単価を増額しており、学用品費を含めた増額率はおおむね同じ水準です。認定基準の引上げは、社会経済情勢が学齢期の子どもを持つ家庭に及ぼす影響や他自治体の動向を引き続き注視します。学用品費の支給額も、積算根拠の見直し状況を踏まえて適切に対応します。
たかじょう訓子議員
子どもの貧困対策として就学援助の所得基準を広げることは、これまでも求め続けてきました。賃金が上がっても、それを上回る物価高騰があり、従来は援助を受けられた方が受けられなくなる状況があります。生活保護基準も上がっていないため、所得基準の拡大にしっかり取り組むよう求めます。
たかじょう訓子議員
以上で質問を終わります。ありがとうございました。

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