2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会
尾山台などの豪雨対策に公共施設の雨水貯留を生かす提案
山口ひろひさ議員が「公共施設を活用した豪雨・貯留対策」について質問しました。
山口ひろひさ議員
気候変動で既存の排水・雨水処理能力を超える水害が繰り返される中、公共施設の改築や建替えでは地下貯留スペースを検討し、雨水を流すだけでなく、ためる、遅らせる対策へ転換する必要があります。尾山台では古い水路を使った貯水スペースやL字溝の整備後も、昨年の集中豪雨で浸水被害が発生しました。東京都の下水道対策を待つだけでなく、尾山台中学校を活用した地域治水を検討し、ほかの浸水多発地域でも公共施設を対策に生かしてください。学校施設の更新は築年数や老朽化だけでなく、地域の安全や水害リスクも優先性に組み入れるべきです。
豪雨対策推進担当参事
公共・民間施設では、住環境条例により、新設や改築時に雨水流出抑制施設を設け、敷地内の雨水を極力直接下水道へ流さない流域対策を進めています。昨年の尾山台などの道路冠水は、短時間の大量降雨を下水道が処理できず道路へあふれた内水氾濫です。公共施設を活用した雨水貯留施設については、まず現状と課題を下水道局と協議する必要があると認識しています。下水道局と協力し、激甚化、頻発化する豪雨への対策強化を進めます。
教育政策・生涯学習部長
学校施設では、主に改築時に建物基礎を活用した雨水貯留槽、浸透側溝、浸透ますなど、1時間当たり100ミリの降雨に対応する雨水流出抑制施設を整備しています。周辺地域の雨水を受け入れる貯水槽は、校舎配置、基礎構造、工期、工程など工事の難易度に大きく影響するため、慎重な検討が必要です。改築の機会に、周辺地域への排水負荷を抑える雨水貯留槽を設置するなど、水害対策に貢献する学校施設づくりに取り組みます。更新校の選定では築年数を基本としつつ、学習環境、学校プールの在り方、ハザードリスクも考慮し、流域対策の検討状況を注視しながら関係所管と連携します。
山口ひろひさ議員
東京都との連携に加え、排水だけでなく雨水を遅らせる視点なども踏まえ、できる限りの対策を進めてください。災害は待ってくれないため、積極的な取組を求めます。
