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令和8年第1回区議会定例会の一般質問

暮らしに関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 11件・議員 8人

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議員、会派の意見

そのべせいや議員4 / 8

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

性暴力被害を支え、子どもの被害を未然に防ぐには

坂本みえこ議員が「性暴力被害者支援と予防」について質問しました。

坂本みえこ議員
犯罪被害者支援条例の相談では性犯罪が多いと聞きました。性暴力は被害を言い出しにくく、相談件数は氷山の一角です。心身への深刻な影響を踏まえ、他の犯罪と区別した継続的な回復支援と、未然防止の取組を進めてください。
坂本みえこ議員
国の調査では、16歳から24歳の4人に1人以上が何らかの性暴力被害を受け、性交を伴う被害の最初の年齢が中学生以下だった人は24%です。子どもは被害だと理解できず、認識まで平均約7年かかったとの調査もあります。中学校のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座にとどまらず、小学校から包括的性教育を行ってください。
生活文化政策部長
令和7年4月の条例施行から令和8年1月末までに99人から延べ207件の相談があり、前年の2.5倍です。性犯罪被害は18人から延べ75件で、そのうち8人へ支援を決定しました。支援金、弁護士・カウンセリング費、食事、移動、宿泊、転居の費用を助成しています。
生活文化政策部長
支援につながらなかったのは条例施行前の被害や、警察へ被害届を出すに至らない相談でした。支援決定14人の半数を超える8人が性犯罪被害であり、実態を重く受け止めています。予防の啓発とともに、言い出しにくく支援につながりにくい特性を踏まえ、警察署や地域生活安全課との連携を強めます。
学校教育部長
子どもが性犯罪・性暴力に巻き込まれる事例が全国で増え、性教育の充実は極めて重要です。自己と他者の境界や健康情報を理解し、危険を感じたときに具体的に対応できるよう、地域と学校が組織的に取り組む必要があります。
学校教育部長
全区立中学校の講座は、生徒や保護者から肯定的な声があります。一方、知識と認識に個人差があり、早い時期からの積み重ねと、大人への教育も必要です。教育委員会も参加する思春期保健専門部会で議論し、学校と保健所が連携して取組を充実します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

マンションの置き配、スマートキー導入を区が後押しできないか

そのべせいや議員が「マンションでのスマート置き配」について質問しました。

そのべせいや議員
平日の日中に在宅している人がいない現役世代にとって、荷物の受取りは負担の一つです。多くのマンションに宅配ボックスがあるように見えますが、令和四年に行われた世田谷区分譲マンション実態調査では、区内の分譲マンションのうち、設置されているのは約半数です。
そのべせいや議員
区は、宅配ボックスの設置を含む世田谷区子育て支援マンション認証制度を実施しています。しかし、宅配ボックスには設置場所、運用費、メンテナンスの課題があります。ボックスに入らない荷物がある場合や、満杯になっている場合には、設置していても再配達が発生します。
そのべせいや議員
近年は、オートロックのマンションでも、アマゾンキーやスマート置き配など、配達時にオートロックを解除して玄関前へ荷物を置く仕組みが広がっています。税金で宅配ボックスの設置費を負担するより、運送事業者が効率化のために進めるスマートロックやスマートキーを導入するほうが、再配達の防止に効果的ではないでしょうか。
そのべせいや議員
置き配がマンションに普及すれば、荷物を受け取る負担と再配達による環境負荷を減らせます。区も、管理組合、物件所有者、管理会社に対し、スマートキー導入に伴う課題の整理や啓発を行い、導入を後押しできないでしょうか。
都市整備政策部長
区は今年度、子育て支援マンション認証制度の助成内容を見直し、宅配ボックスの設置助成を設けて、導入支援を始めました。
都市整備政策部長
国は、環境負荷の軽減とドライバー不足への対応という観点から、令和六年にマンション標準管理規約を改正しました。宅配ボックスを設置する際の合意形成を進めやすくする内容です。令和七年には、置き配の普及促進に向けた取組のポイントも周知され、既存マンションでの置き配活用が推進されています。
都市整備政策部長
区内マンションの居住者や管理組合などで構成する世田谷区マンション交流会と、区が発行するマンション通信を通じ、宅配ボックスや置き配を含む多様な受取方法を周知・啓発します。現役世代などの負担軽減につながる環境整備を支援していきます。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

狂犬病予防注射率80%へ向けた再勧奨・デジタル通知・啓発

若林りさ議員が「狂犬病予防注射率向上と督促DX」について質問しました。

若林りさ議員
昨年8月から狂犬病予防注射の申請はオンライン化されましたが、法律上の義務であるにもかかわらず、東京都の注射率はおおむね7割です。区内には4万頭を超える登録犬がおり、単純計算で1万頭以上が未注射となります。区が掲げる80%の目標に対する現在の到達度と課題を伺います。8月末時点の未注射犬の飼い主へはがきで督促しているとのことですが、その効果をどう検証しているのでしょうか。宛先不明で返送される例もあり、郵送への依存には課題があります。住民税の催告で効果例があるSMSやLINE等のプッシュ型通知を導入し、電話番号の把握が不十分なら、まず情報の精度を高めるべきです。また、室内犬なら注射は不要との認識は、海外からの侵入リスクや災害時に屋外へ出る可能性を踏まえれば適切ではありません。令和9年度から通年接種が可能になるとされ、機会が増える一方で先送りも懸念されるため、狂犬病のリスクと予防注射の必要性に関する啓発を抜本的に強化し、具体策を示してください。
世田谷保健所長
令和6年度の区の注射率は72.9%で、全国平均70.8%、東京都平均69.4%を上回っていますが、さらに向上させる必要があります。未接種の原因として、飼い犬の病気、死亡届の未提出、犬自体の未登録などが推測されます。予防注射の重要性に加え、やむを得ない場合の延期届、飼い犬の登録や死亡届が必要な手続であることを周知し、協力を求めて注射率向上に努めます。
世田谷保健所長
8月末時点で未接種の飼い主へ、11月に再勧奨通知を個別送付しています。今年度は、宛先不明で返戻された方の一部に電話し、口頭で注射を勧め、必要な手続も案内しました。SMS等による督促はコスト面で優れますが、電話番号を把握していない方への対応や、個別事情に応じた案内・相談ができない可能性があります。これらの課題を踏まえ、他自治体の状況や効果を注視します。
世田谷保健所長
ポスター、「区のおしらせ」、ホームページ、SNS、イベント等を通じ、予防注射の重要性と実施を継続して周知しています。注射率は近年微増していますが、「世田谷区人と動物との調和のとれた共生推進プラン」が掲げる令和13年度の目標80%に達するには、周知啓発と注射把握率を一層高める必要があります。狂犬病予防法施行規則の改正により令和9年度から通年で注射できる予定であるため、周知啓発と区民にとって利便性の高い手続について、獣医師会等と意見交換しながら検討します。

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