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令和8年第1回区議会定例会の一般質問

子育てに関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 20件・議員 12人

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議員、会派の意見

津上仁志議員6 / 12

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

待機児童対策としてのベビーシッター利用促進と情報提供

そのべせいや議員が「ベビーシッター利用支援」について質問しました。

そのべせいや議員
認可保育施設の二次選考結果によって、4月から仕事へ復帰できるかどうかが分かれる中、ベビーシッター利用支援事業は、保育園に空きがなくても年度途中に復帰できる可能性を広げます。2027年度の施設整備だけでなく、2026年度中の対策として利用を促進してください。他自治体の実績を基に64人の利用を想定しているとの資料が示されていますが、対象者への直接的な案内やフルタイム型シッターの育成を区として進められないでしょうか。
子ども・若者部長
保育の質を確保し、施設での集団保育を基本として待機児童対策を進めており、今回の対策も同じ方針です。一方、年度途中には施設の空きが少なくなるため、保護者の選択に役立つ幅広く適切な情報提供が重要です。令和8年度から、できる限りの安全対策を講じてベビーシッター利用支援事業を導入します。選択肢の一つとなるよう認定事業者に協力を呼びかけ、認可保育園の入園待機通知書に事業者連携型の案内を同封するほか、「区のおしらせ」、せたがや子育て応援ブック、子ども・子育て情報メールマガジン、区公式LINEで広く情報を提供します。
そのべせいや議員
2026年度中に子どもが満2歳になる時点で仕事を辞めずに済むよう、年度途中の対策をぜひ進めてください。強く要望します。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

遠方の保育園へ通う家庭に対する電動自転車購入助成

そのべせいや議員が「遠距離通園への電動自転車助成」について質問しました。

そのべせいや議員
葛飾区、松戸市、つくば市などでは、子ども乗せ電動自転車の購入費を助成しています。近隣の保育園に入れない家庭へ長距離移動を求めるのであれば、遠方の保育園を利用するための電動自転車購入費を助成し、保育園を利用できない人を一人でも減らせないでしょうか。
子ども・若者部長
令和7年9月から、第一子の保育料無償化や副食費無償化など、保育園等を利用する保護者の負担軽減に取り組んでいます。遠方の保育園を利用する保護者への電動自転車購入支援には、対象範囲の判断、保育園を利用していない保護者との公平性、財政負担などの課題があるため、慎重に検討する必要があります。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

急増する保育需要を受けた待機児童対策の再位置づけ

そのべせいや議員が「保育待機児対策の政策的位置づけ」について質問しました。

そのべせいや議員
2026年度予算が次世代を育む暮らし応援予算とされ、子育て・現役世代の区内定住支援が示される一方、2026年4月の認可保育園申込者は過去最高の6741人で、前年より約550人増え、2019年以前の水準の待機児童発生が見込まれます。東京都の第一子保育料無償化などによる需要増の影響はありますが、区は2024年、2025年にも顕在需要へ対応し切れておらず、保育の質だけを議論する段階ではありません。かつて基本計画で最重要課題とされた待機児童対策を、状況の急変に応じて改めて区政の重要課題とし、上位計画の成果指標に設定して全庁的に対応してください。
子ども・若者部長
子ども・若者総合計画第三期に含まれる子ども・子育て支援事業計画に基づき、令和11年度までの保育需要と定員確保量を推計し、必要な対策を進めています。需要が見込みを上回る場合は追加の定員確保策を講じる方針で、今回の申込者の大幅増を受け、計画を前倒しするなど状況に応じて対応しています。待機児童対策を重要課題と位置づけ、令和8年度から組織体制を強化して優先的に取り組みます。上位計画への位置づけは、次期実施計画の策定時に関係所管と調整しながら改めて検討します。
そのべせいや議員
世田谷区で保育を利用できなければ、現実には仕事か住む場所を変え、手放すことになります。住宅ローン、キャリア、子どもの人数などのライフプランと尊厳に関わり、仕事復帰できないことによる人手不足、供給制限、日本経済の停滞、子育てがリスクと見なされる少子化にもつながる、社会の持続可能性に関わる課題です。半年後に退職か転居しかないと迫られている人が、今まさに区内に大勢います。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

ほっとステイの空き情報公開と需要増を踏まえた拡充

津上仁志議員が「ほっとステイの予約・拡充」について質問しました。

津上仁志議員
一時保育・一時預かりの無償化を来年度予算に盛り込んだことは高く評価しますが、無償化による利用者増加で、既に曜日や時間帯によって難しい予約がさらに取りづらくなることを懸念します。全てのほっとステイをウェブ予約に対応させ、各施設の空き情報を一覧で比較できる仕組みを、無償化が始まる4月に合わせて実施できるのか、検討状況を伺います。また、利用ニーズと不足地域を調査し、子ども・若者総合計画に新規整備を盛り込んで、計画的に拡充すべきです。
子ども・若者部長
駅に近い子育てステーション内のほっとステイでは、一部の曜日や時間帯に希望が集中し、予約が取りづらい状況があります。無償化による需要拡大で人気時間帯への集中が強まる可能性を踏まえ、本年4月をめどに、まず全ての子育てステーションの空き状況をウェブで確認できるよう調整しています。並行して各施設の予約サイトへのリンクを区ホームページに集約し、利用者が空き状況を比較できるよう段階的に改善します。子ども・若者総合計画第三期では、幼稚園・保育所等の一時預かりとファミリーサポートセンター事業を中心に整備する方針ですが、複数の在宅子育て支援策が無償化される状況の変化を踏まえ、一時預かり需要を見定め、必要に応じてほっとステイの拡充や計画の見直しを検討します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

子どもの権利を守る一時保護所の環境改善と新施設整備

山口ひろひさ議員が「一時保護所の環境と新施設整備」について質問しました。

山口ひろひさ議員
世田谷区が23区の中でも早い時期に児童相談所と一時保護所を設け、子どもの権利条例を制定してきた方向性には賛同しています。
山口ひろひさ議員
一方、現在の一時保護所は築50年を経過し、一時保護所として造られた建物ではなく、空いていた公共施設を転用したものです。定員、狭さ、老朽化などの面から、子どもの心身の回復に適した施設とは言い難いと感じます。
山口ひろひさ議員
虐待や養育困難などによって家庭を離れざるを得ない子どもが、安心して生活し、心身を休められる場所でなければなりません。子どもの権利と最善の利益を最優先にし、安全な生活環境、心理的な支援、学習機会、プライバシーを十分に保障する必要があります。
山口ひろひさ議員
児童相談所と一時保護所の開設までの時間が限られていた事情は理解しています。しかし、開設から時間が経過した今は、次の施設の在り方を考える段階です。区は現在の施設環境をどう評価し、一時保護所として必要な機能を十分に備えた新たな整備をどう考えていますか。
山口ひろひさ議員
自ら声を上げにくい子どものために、区は主体的に環境改善へ取り組む責任があります。子どもを支援する現場職員の働きやすさや、施設内の動線も含め、今後の整備を進めるべきではないでしょうか。
児童相談所長
区の一時保護所は、開設時に人権の尊重や意見表明権の尊重など5つの基本理念を定めました。家庭的な雰囲気を重視し、子どもの話を丁寧に聞きながら、個別の事情にも配慮して、安全で安心な生活の確保に努めています。
児童相談所長
一時保護所では、スマートフォンを持てないことや自由に外出できないことなど、生活に一定の制限を設けざるを得ません。家庭へ戻れない場合は、里親や児童養護施設などとの調整に時間がかかり、一時保護が長期化する傾向もあります。
児童相談所長
入所人数が定員を超え、個室で対応できず、子どものストレスになる事態も発生しています。施設環境の改善が必要だと認識しています。定員に応じた個室の確保など、具体的な課題を整理し、抜本的な環境改善の方策を検討します。
児童相談所長
虐待や不適切な養育によるトラウマや、愛着に関する課題を抱えた子どももいます。職員には丁寧で専門的な関わりが求められるため、職員自身が安心して仕事に取り組める環境が必要です。
児童相談所長
これまで、他の自治体の児童相談所で福祉や心理を担当していた経験者を専門員として配置し、児童指導員の経験者も積極的に採用してきました。昨年度からは職員向けタブレット端末を導入し、アプリで情報を共有することで、離れた場所にある児童相談所との連携を円滑にし、職員の負担軽減を図っています。
児童相談所長
今後も人材の確保と育成、業務の効率化などに力を入れ、職場環境を改善し、職員が働きやすい職場づくりに努めます。
山口ひろひさ議員
待機児童が生じれば保育園では早急な対応が取られます。家庭で十分な愛情を受けられない子どもも、同じように権利を保障されなければなりません。「抜本的な方策を検討する」という答弁が、実際には何もしないという意味にならないよう、もう一歩踏み込んだ意気込みを示してください。
児童相談所長
一時保護所では様々な課題が明らかになっており、施設環境の改善は急いで対応すべき課題だと受け止めています。
児童相談所長
子どもの権利を守り、一時保護が必要な子どもがこれまで以上に安心して過ごせるよう、できるところから環境を改善します。それと同時に、抜本的な方策を早急に検討します。
山口ひろひさ議員
「早急に検討する」という答弁は、以前、別の案件で示された「やる気100%」と同じ意気込みだと理解してよいですか。イエスかノーで答えてください。
児童相談所長
イエスです。

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