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令和8年第2回世田谷区議会定例会の一般質問

行財政に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 34件・議員 17人

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議員、会派の意見

ひえしま進議員17 / 17

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

DXと地域行政、副区長3人体制は区民サービスを高めた?

畠山晋一議員が「DX・地域行政の成果と副区長三人体制の検証」について質問しました。

畠山晋一議員
民間出身の前副区長がDXを4年間、途中から地域行政も担いました。事務改善は進みましたが、手続や相談窓口など区民サービスの向上は期待した水準に達していません。区民にどのような恩恵があったのかを示し、性質の異なるDXと地域行政を外部人材1人に任せた体制と、副区長3人体制の妥当性を検証してください。
区長
2022年6月に民間出身者をDX専任の副区長に登用し、2023年度から地域行政も担当させました。標準システムへの移行、手続のオンライン化やキャッシュレス化、アプリを使った住民参加などを進めました。人口93万人台の区が多くの課題へ対応するには副区長3人体制が必要で、外部人材の登用も有意義でした。今後の体制は人選を含めて引き続き検討します。
畠山晋一議員
答弁からは、区長がさらに外部人材を登用する可能性もあると感じました。しかし、区長の周囲には能力と意欲を持つ職員もいます。区民の安心と幸せにつながるよう、内部の優れた人材も見極めてください。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

誰にでも伝わる「やさしい日本語」を区役所全体へ広げるには?

畠山晋一議員が「やさしい日本語による分かりやすい公文書」について質問しました。

畠山晋一議員
区から届く文書が専門用語や複雑な表現ばかりでは、必要な支援を受けられない人が生じます。知的障害のある人向けの案内を、やさしい日本語と見やすい配置にした試行では、本人が初めて自分で申請できたとの声がありました。高齢者、障害者、外国人にも伝わる文書を、全ての部署で当たり前に作れるようにしてください。
総務部長
文書の内容に応じて、やさしい日本語を使うことは有効で、今回の試行は優れた事例です。これまでも生成AIによる言い換えや、主に外国人対応の研修を行ってきました。今後は文書事務の手引に考え方を加え、全庁への周知と文書研修での説明を続け、庁内の理解と活用を広げます。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校改築が集中する時期の工事体制を確保できる?

畠山晋一議員が「建設環境の変化を踏まえた公共施設の施工体制」について質問しました。

畠山晋一議員
公共施設の老朽化に加え、建設費と人件費の上昇、資材供給の不安定化が進んでいます。学校は年3校の改築が想定されていますが、財政負担、施工能力、資材調達を考えても従来どおり進められますか。工事が集中する前に施工・発注体制を検討してください。
施設営繕担当部長
2029年以降は複数の学校工事が同時に本格化するため、施工体制と計画の実効性が課題です。区内事業者からも、人手不足で複数の大規模工事への対応は難しいとの声がありました。区内事業者の受注機会を確保しつつ、区外建設業者へのサウンディング調査を行い、計画段階から効果的な整備・発注方法を検討します。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

公共施設の更新順位と複合化をどう決める?

畠山晋一議員が「公共施設の改築優先順位・複合化と総合管理計画改訂」について質問しました。

畠山晋一議員
限られた財源と人員で公共施設を持続させるには、単独で建て替えるだけでなく、周辺施設との複合化や、空いた土地・建物の活用が必要です。築年数だけでなく利用状況、機能、地域の事情で優先順位を決め、奥沢や千歳烏山などのニーズへ柔軟に対応してください。その考えを総合管理計画へ反映し、全庁で課題を共有すべきです。
政策経営部長
建設費の上昇と資材供給の不確実性から、従来どおりの更新は難しくなっています。利用状況、機能、地域事情を踏まえて優先順位を整理します。奥沢図書館を奥沢小学校へ複合化する可能性や、千歳烏山駅周辺のまちづくりと施設配置を考えた整備も検討します。こうした方針を計画改訂に反映し、組織全体で課題を共有します。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

DXに必要な人・予算・工程を具体化できる?

津上仁志議員が「DXロードマップの実行資源と組織風土の転換」について質問しました。

津上仁志議員
DX推進方針Ver.2.1の3方針を実行するには、工程表だけでなく、人材、システム投資、財源を一体で示す必要があります。区民が変化を十分に感じられない中、横ばいの予算で本当に進められるのでしょうか。前例踏襲、紙、手作業が残る職場を変え、人にしかできない仕事へ集中できるよう、区長が先頭に立ってください。
区長
DXは区民サービスと持続可能な区政の柱です。せたがやDXロードマップに基づき、必要な分野へ経営資源を集中させます。標準システムなどの基盤を整えてきた次の段階として、手続の分かりやすさと操作性を高め、仕事そのものを変えます。私が先頭に立ち、人材と資源を投入して、組織改革と部署間の情報共有を進めます。
副区長
デジタル環境と働き方は改善しましたが、成果を区民へ十分返せていません。都市整備のオンライン手続を今月試行し、来春の本格導入を目指します。デジタル窓口、生成AI、DX人材の育成を進め、必要な予算を確保します。ただし、人材・システム投資・財源を結びつけた具体的工程は示していません。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

4か月以上かかるマイナンバーカード交付を改善できる?

津上仁志議員が「マイナンバーカード交付遅延の原因と発行体制強化」について質問しました。

津上仁志議員
マイナンバーカードの交付が4か月以上かかり、区民の利便性と行政のデジタル化を妨げています。なぜ申請数に交付が追いつかなかったのですか。国標準の1〜2か月を目標にし、区民窓口との兼務ではなく、専用窓口、人員、機材を備えた体制へ抜本的に強化してください。
地域行政部長
健康保険証の期限満了や電子申請の利用で、2025年秋から申請が想定以上に急増し、臨時窓口や郵便局委託を増やしても追いつきませんでした。交付期間を2026年7月末までに3か月以内、9月末に1〜2か月、年内に1か月程度へ短縮することを目指します。2027年1月から新会場を使い、専用窓口の拡充を含む全庁体制の方向を秋に議会へ示します。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

資材高と納期遅れに公共工事の契約をどう合わせる?

津上仁志議員が「資材高騰・納期遅延に対応する公共工事の契約・発注」について質問しました。

津上仁志議員
資材価格の上昇や納期の遅れにより、公共工事の事業者は工期延長や契約額の変更を必要としています。工期延長やスライド条項の適用を相談できる環境の周知を始めたことは評価します。その上で、事業者から求めがあれば速やかに工期や予定価格を見直し、建築、電気設備、機械の発注時期をずらす「同一案件スライド発注方式」も導入してください。
施設営繕担当部長
予定価格は最新の市場価格や見積りを踏まえて算定します。契約後、事業者の責任ではない資材の納期遅延が起きそうな場合は、速やかに協議し、工期延長と必要経費へ適切に対応します。通常は建築、電気、機械を同じ時期に発注しますが、人手不足、経費、資材調達期間を考え、業種別に発注時期を変えることも検討します。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

役所の縦割りを越えて一つの問題を支援できる?

津上仁志議員が「縦割り行政を越える組織横断的な区民・事業者支援」について質問しました。

津上仁志議員
民泊の許可で保健所と建築部門の確認が分かれ、福祉事業者の経営相談も福祉部署と産業振興公社に分かれています。専門性は必要ですが、縦割りのままでは安全確認や経営改善が十分に進みません。各部署の知識を横につなぎ、区民と事業者にとって分かりやすく実効的な支援へ変えてください。
区長
分業には専門性と責任を明確にする利点がありますが、課題が複雑になる中、連携不足で分かりにくさや対応の不整合も生じています。資源危機や感染症では全庁本部を設けてきました。各部署が守備範囲を広く持って主体的に連携し、専門性を横につなぎます。DXでも仕事の仕方そのものを変え、区民本位の行政運営を進めます。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

大規模な国有地を地域価値と収入を生む拠点にできる?

津上仁志議員が「大規模公有地を活用した『稼ぐ公共』」について質問しました。

津上仁志議員
公共施設は維持するだけでなく、魅力ある催しや民間の力を取り入れ、収入と地域の価値を生む視点が必要です。国立医薬品食品衛生研究所跡地や陸上自衛隊用賀駐屯地などについて、取得も視野に入れ、文化、スポーツ、防災、にぎわいを組み合わせた公共空間として整備してください。
政策経営部長
公有財産で歳入と地域の魅力を高める「稼ぐ公共」は重要です。この土地は区内でも貴重な大規模未利用地で、文化やスポーツなどを組み合わせる案も検討対象です。国の動向、行政需要、地域ニーズを踏まえ、区が活用するかと具体案を検討します。ただし、取得を視野に入れるかは示していません。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

脱炭素協定は特定団体の後押しにならない?

ひえしま進議員が「生活クラブとの脱炭素協定とまちなか市民ソーラー」について質問しました。

ひえしま進議員
区は2026年2月、生活クラブ生協東京とカーボンニュートラルの連携協定を結び、記念フォーラムに区長も登壇しました。登壇者は区長と近い人ばかりで、同生協の「まちなか市民ソーラー」を区長が保証・営業していると受け止める区民もいます。特定団体への肩入れに当たらないですか。また、利用に生協への加入が必要なサービスを行う団体との協定を、どう考えていますか。
区長
フォーラムは協定締結を機に生協が企画・主催し、地域の脱炭素の機運を高めるという区の政策目的に沿うため、区は共催しました。2050年のカーボンニュートラルと再生可能エネルギーの地域拡大を目指す施策を発信するための公務です。登壇者は事業への意欲や知見がある人で、特定の関係者に偏っていたとは考えていません。
環境政策部長
まちなか市民ソーラーは、都市部で再生可能エネルギーを地産地消し、地域を巻き込んで温暖化対策を進める先進事例と評価して協定を結びました。利用者が組合員であることは要件ですが、生活協同組合の事業は法律上、原則として組合員向けであり、加入と脱退の自由も保障されています。法に基づく適正な仕組みだと認識しており、今後も脱炭素に専門性と独自のノウハウを持つ様々な事業者と連携します。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

区長が言う5%改革とは何か?

ひえしま進議員が「区長が掲げる『5%改革』の根拠と実績」について質問しました。

ひえしま進議員
区長はインターネット番組でも「5%改革」を実績として語っています。しかし、5%は何の達成率や成長率なのか、根拠が示されていません。イメージ先行の言葉にするのではなく、何の改革をどこまで達成したのか、具体的に示してください。
区長
就任時に、区政の95%は継承し、残る5%をしっかり改革すると管理職へ話しました。毎年5%ずつ積み重ねれば8年で3割、12年で半分という計算で、一度に全てを変えるのではなく、らせん階段を上るように着実に改革することを示す比喩です。実績としては、住民参加による下北沢のまちづくり、世田谷中学校分教室ねいろと北沢学園中学校の学びの多様化学校、公契約条例の労働報酬下限額、おでかけひろば、電力の自治体間連携、パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓、せたホッとなどがあります。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

区長は5期目を目指すのか?

ひえしま進議員が「区長の五期目出馬と首長の多選」について質問しました。

ひえしま進議員
区長は「5%改革は終わっていない」として、来年の区長選に出馬し5期目を目指すのですか。そうなれば20年の長期政権となり、区長への過度な権力集中、人材登用の偏り、区政の硬直化を心配する区民もいます。職員の不祥事も続いており、健全性への懸念があります。首長の多選をどう考えますか。
区長
地方自治は、有権者が選挙を通じて首長や議員を選ぶ仕組みが根幹です。首長選への立候補に制度上の回数制限はなく、多選の是非も有権者が判断するものです。区長の仕事には大きな責任があり、自分の判断を過信せず、謙虚かつ抑制的に多くの意見を聞く基本姿勢を崩さないよう心がけます。